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戸崎中山遺跡の現地説明会のお知らせ 2003.02.14 調査第一課1班 土浦事務所

戸崎中山遺跡の現地説明会を下記の日程で開催しますので,皆様のお越しをお待ちしています。
 
現地説明会
日時
平成15年2月23日(日)午前10時30分から午後12時
会場
戸崎中山遺跡 霞ヶ浦町戸崎字中山840ほか [ご案内地図]
連絡先
茨城県教育財団 本部 企画管理課 TEL029-225-6587 
土浦事務所 TEL.029-828-0536
 
遺跡の概要
戸崎中山遺跡は,霞ヶ浦町の南西部に位置し,霞ヶ浦湖岸の標高28mの台地上に立地しています。検出された遺構の時代は,縄文時代前期,古墳時代前期,古墳時代後期,中世後期です。遺跡の中心となる時代は古墳時代前期で,方形周溝墓を中心に集落が形成されるという特異な構造を持つ集落であることが明らかになりました。古墳時代後期には径18mの円墳と墳長26mの前方後円墳がつくられており,古墳が集中する霞ヶ浦辺のなかでも代表的な古墳群であったことが確認されました。中世後期には円墳の墳丘を中心に二重の溝を巡らした墓域が形成され,その中心付近には五輪塔群を建立した聖域であったことが判明しました。当遺跡は,霞ヶ浦周辺のなかでも中心的な遺跡のひとつであり,当地域の歴史を解明するための貴重な資料になる重要な遺跡と考えられます。
 
戸崎中山遺跡
第1号墳の全景
古墳時代前期の土師器
 
 






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