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桜川市加茂B古墳群の現地説明会開催される 2006.12.16


12月16日(土),現地説明会を行いました。冬とは思えぬ穏やかな天候にも恵まれて,120名を超える方々のご参加をいただき,担当者一同,厚くお礼申し上げます。参加された皆様は,遺構や遺物を熱心に見学され,古墳が築かれた当時の情景に想いをはせていたようです。

調査は1月まで継続し,今後は古墳の築かれた時代よりも古い時代の遺構について調査を進めてく予定です。

 

古墳について説明をしている様子
出土した遺物の説明をしている様子
 

美浦村立大谷小学校の6年生による発掘体験活動が実施される 2006.12.12


大谷貝塚に隣接する美浦村立大谷小学校の6年生82名の皆さんが,発掘体験活動を行いました。調査の概要と出土遺物や貝塚の説明を熱心に聞き,低地部に広がる遺物包含層(縄文時代中期後葉,今から4500年前頃)の発掘にチャレンジしました。移植コテを上手に使って,たくさんの縄文土器片を見つけることができ,土器片の文様をじっくり観察する児童や,黒曜石の石器を見つけて,驚きと喜びの歓声をあげる児童たちの姿がとても印象的でした。児童たちが見つけた縄文土器片の量は,優にコンテナ3箱を超えました。今後も多くの皆様の見学や発掘体験への参加をお待ちしています。

問い合わせ先
財)茨城県教育財団本部 埋蔵文化財部 企画管理課 TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 美浦事務所 TEL.029-885-7411
 

遺物包含層の掘り込みにチャレンジしました。
縄文土器片を見つけては,袋に入れて
数を競い合っていました。
 

桜川事務所(加茂B古墳群)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.12.08


 

1期 日
平成18年12月16日(土)
2時 間 午前10時から
3場 所
加茂B古墳群
桜川市加茂部799-3
[ご案内マップ]
4内 容 当古墳群は,桜川市の北東部に位置し,標高100mほどの緩やかな丘陵上に立地しています。今回の調査によって,古墳時代後期前葉の古墳3基や弥生時代後期の竪穴住居跡などが確認されました。遺物は,古墳での葬送儀礼に使用されたと思われる土師器(はじき)や須恵器(すえき)をはじめ,弥生土器や紡錘車(ぼうすいしゃ),ガラス玉などが出土しています。このことから,当遺跡は弥生時代には集落,古墳時代には墓域であったことが分かります。特に,古墳については,規模や形状,副葬品などの状況から,中小豪族の墳墓と考えられ,豪族の勢力関係などを解明する手がかりとなる貴重な資料といえます。詳しくは,下記連絡先までお問い合わせください。
5連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL029-225-6587
(財)茨城県教育財団 桜川事務所
TEL0296-75-1535(当日はこちらへ)

 

東から見た7号墳の様子です。
きれいに掃除を終えた7号墳の様子です。
 

宿畑遺跡 2006.11.08・09


石岡市立林小学校の5・6年生の皆さんが,11月8日(水)・9日(木)に発掘調査の体験学習を行いました。児童の皆さんは,遺物が出土すると,大きな歓声をあげるなど,古代の息吹を十分に感じ取っていました。短い時間ではありましたが,手や膝を泥だらけにしながら無我夢中で発掘調査を体験し,考古学への理解や興味を深めました。

 

みんなで竪穴住居跡を掘り込んでいます。
調査員に積極的に質問をしていました。
 

石岡市宿畑遺跡の現地説明会が実施される 2006.10.28


秋晴れの下,10月28日(日)に行われた当遺跡の現地説明会では,150名を超える参加者がありました。見学された方は縄文時代のおとし穴や竪穴住居の構造を熱心に聞いていました。また,古墳時代の竪穴住居跡と平安時代の竪穴住居跡の違いを興味深く見比べるなど普段見られない遺跡や遺物に触れたことにより,貴重な時間を過ごされたことと思います。

 

かまどから瓦片が出土した竪穴住居跡の
説明をしています。
出土した遺物の説明をしています。
 

稲敷郡美浦村大谷貝塚の現地説明会が実施される 2006.10.22


好天に恵まれた10月22日(日),現地説明会には,村内はもとより千葉や埼玉県などの遠方からもたくさんの考古学ファンの方々にお越しいただきました。見学された240名を超える皆様は,厚く堆積した貝層の様子や完形品の縄文土器などに驚かれたり,調査員の説明を熱心に記録したりと,皆さん興奮気味に見学されていました。出土した遺物の中では,特に鹿や猪の角や骨,牙などを加工した骨角器に注目されていました。また,ハマグリ,アサリ,シオフキ,サルボウなどの海で採れる貝殻が,今では海から遠く離れた美浦村の地中から出土することが,「とても不思議だね」というような感想を述べられて,帰路につく皆様の姿が多く見受けられました。

 

斜面部に広がる貝層の説明をする調査員の話を
熱心に聞き,手前では実際に貝層を掘り込む
様子も見学しました。
貝層から出土した縄文土器,石器,土製品,
獣骨などを間近に見学し,調査員がつくった
掲示物を参考に,道具の使われ方や類例など
にも興味をもち,いにしえの縄文人の生活に
思いを馳せていました。
 

島名熊の山遺跡北部11区の発掘調査現地説明会が開催される 2006.10.21


10月21日(土)島名熊の山遺跡の北部11区において,発掘調査現地説明会が開催されました。250名を超える皆様に参加していただきました。
ご来跡された皆様は,古墳時代では県内最大級の住居跡の大きさを実感し,ここから出土している豊富な遺物を熱心に見学していました。また、竪穴住居跡や溝跡などの発掘成果について,調査員の解説に興味深く耳を傾けていました。
現在調査中の北部11区の調査は,11月末まで行われる予定です。今後の調査でどんな発見があるのか楽しみです。

 

古墳時代では県内でも最大級の
竪穴住居跡です。
熱心に遺物の説明に耳を傾ける
見学者のみなさんです。
 

石川西遺跡の調査成果説明会が実施される 2006.10.15


10月15日(日)に行われた調査成果説明会では,80名を超える方々にご来場いただき,盛況のうちに終えることができました。
ご来場された皆様は,映像による調査成果の発表を視聴し,はるか4500年前の世界に思いをはせていました。また,展示室では映像で見た遺物を間近にし,その解説に熱心に耳を傾けていました。そして,様々なご質問もいただきました。今回の詳細な調査成果は次年度以降,調査報告書という形で皆様にご報告する予定です。

 

映像による調査成果の解説の様子
遺物の解説をしている様子
 

茨城町中畑遺跡の現地説明会が実施される 2006.09.24


澄み渡る秋空の元,9月24日(日)に行われた中畑遺跡の現地説明会では,200名を超える参加者がありました。見学された方は住居跡から出土した須恵器の大甕の大きさに一様に驚かれていました。また,古墳時代としては珍しい炭化米について,調査員による出土した様子の説明に熱心に聞き入るなど,参加された皆さんは有意義な時間を過ごされたことと思います。
 

炭化した米が出土した住居の説明をしています。「米は壺の中に貯蔵されていました。住居が火災にあったときに一緒に炭化したものと思われます。」
出土した須恵器の大甕の説明をしています。「住居の中に投げ捨てられた状態で見つかりました。そのうちのひとつは底部に穴があけられていました。」
 

石岡下林事務所(宿畑遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.10


1日 時
平成18年10月28日(土) 午前10時から正午まで
2場 所
宿畑遺跡
石岡市下林字万願寺536番地の1ほか
[ご案内マップ]
3内 容 宿畑遺跡では,縄文時代の陥し穴2基と古墳時代から平安時代までに営まれた竪穴住居跡50数軒が確認されています。特に,奈良時代や平安時代の住居跡からは,土師器や須恵器の食器類が多数出土しており,古代の人々の生活の様子をうかがい知ることができます。また,竈の部材(補強材)として瓦や?,甕などが埋め込まれており,竈のつくり方に住居ごとに工夫が見られます。
説明会当日はたくさんの方々に見ていただき,古代の息吹を感じ取っ
ていただければ幸いです。
4連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 石岡下林事務所(宿畑遺跡)
TEL.0299-44-1105

 

住居跡からたくさんの土器が出土しました。
住居のかまどを掘りこんでいます。
 

小川百里事務所(石川西遺跡)発掘調査成果説明会のお知らせ 2006.09


1日 時
平成18年10月15日(日) 
午前10時から午前11時30分
2場 所
小美玉市小川公民館
小美玉市小川1661番地
ご案内マップ
3内 容 石川西遺跡は小美玉市の北東部に位置し,巴川右岸の標高20〜28mの台地上及び谷部に立地しています。
4月から始まった調査により,竪穴住居跡や土坑,遺物包含層などが確認され,出土した遺物から縄文時代中期(今から4500年ほど前)の集落跡であることが判明しました。遺物は,多量の縄文土器のほか,石斧(せきふ)や石鏃(せきぞく)・磨石(すりいし)などの石器や漁撈用のおもりである土器片錘(どきへんすい),まつりごとに使われた石棒(せきぼう),アクセサリーである?状耳飾(けつじょうみみかざり)などが出土しており,当地域の縄文時代の生活や社会の様子を解明する上で貴重な資料となります。
4連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 小川百里事務所
TEL.0299-52-1265(当日のお問い合わせはこちらへ)
 

石囲炉(周りを石で囲んだ炉)をもつ
住居跡も見つかっています。
フラスコ状土坑からは縄文土器が
出土しています。
 

つくば島名事務所(島名熊の山遺跡)発掘調査現地説明会開催のお知らせ 2006.09


1日 時
平成18年10月21日(土) 午前10時から正午
2場 所
島名熊の山遺跡
つくば市島名字熊の山1458番地の1ほか
ご案内マップ
3概 要 島名熊の山遺跡
北部の11区より,古墳時代前期(1700年前頃)から古墳時代後期(1500〜1400年前頃),平安時代(1100年前頃)の竪穴住居跡約70軒が確認されました。
特に中心となるのは古墳時代後期で,遺跡全域を眺望できる中央部の高台には大形の住居跡が集中しており,当代の中心的区域であったと考えられます。
また,4月〜6月に調査した西端部の15区からは,中世後期から近世初期の掘立柱建物跡・柵跡・溝跡・井戸跡・土坑等が確認されました。
説明会当日はたくさんの方々にご参加いただき,古代の息吹を感じ取っていただければ幸いです。ご来場をお待ちしております。
4連絡先
財団法人 茨城県教育財団 埋蔵文化財部 企画管理課
TEL.029-225-6587
同 つくば島名事務所
TEL.029-847-6121
当日は,つくば島名事務所へ,お問い合わせ下さい。
 

古墳時代後期の住居跡から高坏(たかつき)や
甑(こしき)などたくさんの土器が出土しました。
古墳時代の竪穴住居跡から出土した
甕(かめ)の様子です。
 

平成19年度財団法人茨城県教育財団臨時的任用職員(埋蔵文化財調査員)
採用選考試験案内
 2006.09


1職種・予定人員・職務内容
埋蔵文化財調査員:5名程度:主に埋蔵文化財の発掘調査・整理研究等に従事
2採用期間
平成19年4月1日から平成20年3月27日まで
ただし,業務の状況,勤務実績により,1年以内の期間を単位として任用期間を延長することができる。
3応募資格 (1)次の各号のいずれにも該当する人
ア 昭和47年4月2日から昭和60年4月1日までに生まれた人(35歳未満)
イ 学校教育法に定める大学又は大学院において,考古学又はこれに準ずる学科を専攻して卒業又は修了した人
または,平成19年3月末までに卒業又は修了見込みの人
(2)上記(1)の資格に該当する人であっても,次のいずれかに該当する人は応募できません。
ア 日本の国籍を有しない人
イ 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む)
ウ 禁固以上の刑に処せられ,その執行を終わるまで又は受けることがなくなるまでの人
エ 茨城県において懲戒免職の処分を受け,当該処分の日から2年を経過しない人
オ 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し,又はこれに加入した人
4受験手続 (1)出願先
〒310−0911
水戸市見和1−356−2 水戸生涯学習センター分館内
財団法人茨城県教育財団本部 TEL029-225-6587
(2)受付期間 平成18年10月2日(月)から平成18年11月30日(木)まで
ア 郵便受付 11月30日(木)までの消印のあるものに限り受け付けます。
イ 持参受付 平成18年10月2日(月)から平成18年11月30日(月)まで(土・日・祭日は除く)の午前8時30分から午後5時まで受け付けます。(それ以外の日時は受け付けませんので,注意してください。)
(3)出願書類
財団法人茨城県教育財団「臨時的任用調査員」試験申込書(様式第1号)
研究業績一覧(様式第2号)
ウ 考古学に関する論文要旨又は卒業論文要旨(400字詰原稿用紙2枚程度)
誓書(様式第3号)
5選考試験日時,試験会場,試験方法及び選考結果発表 (1)選考試験
ア 日時 平成18年12月15日(金)午後1時30分から
イ 会場 水戸生涯学習センター分館2階会議室 水戸市見和1−356−2
ウ 方法 書類審査及び面接
(2)選考結果発表
合否については平成19年1月中旬に通知する。
6試験当日に提出する書類 (1)卒業又は修了証明書(在学中の者にあっては,卒業又は修了見込証明書)
(2)健康診断書(労働安全衛生規則第43条に規定する項目)
(3)試験結果通知用封筒(120mm×240mm)
80円切手を貼付し,あて先(郵便番号,受験者の住所等)を記入願います。
7給与 財団法人茨城県教育財団役員及び職員の給与及び旅費に関する規則,財団法人茨城県教育財団職員の臨時的任用実施要項の規定による。
(1)給料
大学卒業直後に採用された場合の月額は,153,800円です。(平成18年4月1日現在)
(2)諸手当
扶養手当,住居手当,通勤手当,時間外勤務手当,期末・勤勉手当等の諸手当がそれぞれの条件に応じて支給されます。
8勤務時間等 財団法人茨城県教育財団就業規則,財団法人茨城県教育財団職員の臨時的任用実施要項の規定による。
(1)勤務時間
原則として1日8時間で,土・日曜日,国民の祝日及び年末年始は休日となっております。
(2)年次休暇
20日が付与されます。
9問合せ先 財団法人茨城県教育財団本部(升田,川井)
〒310−0911 水戸市見和1−356−2
電話番号 029(225)6587
http://www.ibaraki-maibun.org
 

稲敷郡美浦村大谷貝塚発掘調査現地説明会のお知らせ 2006.09


1日 時
平成18年10月22日(日)午前10時から正午まで
2場 所
大谷貝塚
稲敷郡美浦村大谷881番地ほか
ご案内マップ
3内 容 今年の4月から調査を実施し,貝塚,竪穴住居跡,土坑,溝などを確認しています。これまで主に貝塚の調査を進めてきました。それによって貝塚は谷の斜面部に縄文時代中期(今から約4500年前)の加曽利ET・EU式土器の時期に,形成されていることが判明してきました。ハマグリ,アサリ,シオフキ,サルボウ,ハイガイ,アカガイ,オキシジミ,アカニシ,マガキなどの貝殻が見られ,それらと一緒に多数の土器片などが出土しています。多くの方の参加をお待ちしております。
4連絡先
(財)茨城県教育財団本部 埋蔵文化財部 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 美浦事務所
TEL.029-885-7411
 

 

茨城小幡事務所(中畑遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.09


1期 間
平成18年9月24日(日)
2時 間
午前10時から
3場 所
中畑遺跡
東茨城郡茨城町大字越安字中畑1966ほか
[ご案内マップ]
4内 容 中畑遺跡は,茨城町の北西部に位置し,涸沼川の左岸の標高10〜17mほどの河岸段丘上に立地しています。調査の結果,古墳時代前・後期や平安時代,中世の集落跡,及び古墳時代前期と中世の墓域が確認されています。特に,古墳時代後期の住居跡からは,須恵器(すえき)の大甕(おおがめ)が投げ捨てられた状態で出土しました。この時期の須恵器大甕は貴重なもので,出土例も古墳や有力な集落などに限られているものです。また,方形(ほうけい)竪穴(たてあな)遺構(いこう)と掘立柱建物跡が隣り合って確認されており,これまで不明な点の多かった中世の村落様相を解明するための貴重な資料になるものと思われます。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。
5連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL029-225-6587
(財)茨城県教育財団 茨城小幡事務所
TEL029-291-2262(当日はこちらへ)
 

古墳時代後期の住居跡から,須恵器大甕が
投げ捨てられた状態で出土しました。
古墳時代前期の方形周溝墓を真上から
見た様子です。溝の四隅が途切れているのが
分かります。
 

島名熊の山遺跡 2006.08.21


熊の山遺跡の調査は,7月から11区の調査が始まりました。
夏休みに入り,八千代一中・水海道一高の皆さんが体験学習で発掘調査に挑戦しました。また,茨城県教育研修センターの研修講座として学校の教員の皆さんが研修に訪れ調査に
参加しました。皆汗だくになりながら一生懸命に取り組んでいました。1人でも多くの方に古代の生活・文化に関心を持っていただければうれしく思います。
 

職場体験として中学生が発掘調査を
体験しました。
茨城県教育研修センターの研修講座として
学校の先生方も竪穴住居跡の発掘調査を
体験しました。
 

宿畑遺跡・整理センター見和 2006.08.03・04


茨城県立中央青年の家主催事業「どきどき体験!歴史の世界へタイムワープ」に参加されている小学生の皆さん(25名)が,8月3日(木)に石岡市宿畑遺跡において発掘調査の体験学習,8月4日(金)に埋蔵文化財整理センター見和において整理作業の体験学習を行いました。
児童の皆さんとって,短い時間ではありましたが,無我夢中になって,発掘調査や整理作業を体験していました。
 

住居跡を堀り込んでいます。
整理作業の説明を聞いています。

土器の接合に挑戦しています。
大きなものはみんなと協力して…
 

羽黒山遺跡 2006.07.11


茨城町立大戸小学校児童の皆さん(33名)が,7月11日(火)に茨城町羽黒山遺跡において,発掘調査の体験学習や出土土器や遺構の説明を聞きました。
児童の皆さんとって,短い時間ではありましたが,手やひざを泥だらけにしながら無我夢中になって,発掘調査を体験しておりました。
 

遺構や土器の説明を聞いています。
溝の調査を体験しています。

掘り込みの説明を聞いています。
一生懸命掘っています。
 

羽黒山遺跡 2006.06.22


平成18年度 県民大学講座「発掘された古代史」を受講されている皆さん(42名)が,6月22日(木)に茨城町羽黒山遺跡において,発掘調査の体験や出土土器・遺構の勉強をされました。
受講者の皆さんにとっては,短い時間の体験ではありましたが,無我夢中で,手や膝を泥だらけにしながら古代のロマンにひたり,考古学への理解や興味を深めました。
 

遺構や土器の説明を聞いています。
平安時代の溝の掘り込みを体験しています。
 

羽黒山遺跡 2006.06.05


昨年度に引き続き,那珂市立菅谷西小学校の6年生47名が体験学習を行いました。調査員から出土した土器の説明を聞いたり,補助員と一緒に発掘を体験したりして,考古学の世界を体験することができたと思います。
 

昔のことや土器の話を聞いています。    
みんな黙々と掘っています。

「ここに気をつけて掘ってみて。」   
「ほら,ここ何かあるよ。」
 

北茨城事務所(神岡上遺跡,叶南前A遺跡,古屋敷遺跡,仁井谷遺跡)の遺跡説明会が開催される 2006.03.14


3月11日(土)午前10時30分から,北茨城市関南多目的集会場におきまして,神岡上遺跡ほか3遺跡の遺跡説明会が開催されました。約100名の方々に参加していただき,盛況に行うことができました。ありがとうございました。
参加された皆様は,発掘調査の様子や出土した土器を映像で見たり,実際に出土した遺物の説明を熱心に聞いていました。短い時間ではありましたが,古代の人々の気持ちを感じ取ることができたのではないかと思います。
 

映像による調査成果を聞いている様子    
出土遺物の説明を聞いている様子
 

羽黒山遺跡・大戸富士山遺跡の発掘調査遺跡説明会が開催される 2006.03.12


3月12日(日),茨城町大戸の羽黒山遺跡・大戸富士山遺跡で発掘調査遺跡説明会が開催され,174名という多くの方々にご来跡いただき,盛況のうちに終えることができました。
ご来跡された皆様は,両遺跡から出土した細石刃やナイフ形石器などの旧石器時代の石器を見学し,はるか2万年前の世界に思いをはせていらっしゃいました。また,羽黒山遺跡の石器集中地点や奈良時代の竪穴住居跡や掘立柱建物跡などの解説に熱心に耳を傾け,活発なご質問をいただきました。今回の詳細な調査成果は次年度以降,調査報告書という形で皆様にご報告する予定です。
たくさんのご来跡に対しまして,心より感謝申し上げます。
 
羽黒山遺跡の石器集中地点について
熱心に見学する参加者の方々  
 

茨城町下土師東遺跡の発掘調査現場が公開される 2006.03.13


3月4日(土)午前,茨城町下土師東遺跡の発掘調査現場を公開したところ,140名を超える方々が参加してくださいました。参加者にはこの地方で炉から竃に変わり始めた古墳時代中期の住居跡や,出土した人物埴輪の説明を熱心に聞いて頂き,有意義な時間を共有することができました。ありがとうございました。
 

住居跡の説明をしています。
出土した人物埴輪の説明をしています。
 

北茨城事務所(神岡上遺跡・叶南前A遺跡・古屋敷遺跡・仁井谷遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.03.07


1期 間
平成18年3月11日(土)
2時 間
午前10時30分から
3概 要
北茨城市関南町関本下674
北茨城市関南多目的集会場
ご案内マップ
4内 容 神岡上遺跡他3遺跡は北茨城市北部に位置し,江戸川右岸の標高5mほどの砂丘上に立地しています。
調査の結果,古墳時代前期の竪穴住居跡や奈良・平安時代の竪穴住居跡,掘立柱建物跡,井戸跡をはじめ,中・近世の土坑や溝跡などを確認しました。土師器や須恵器の形状が常陸国で生産されたものと異なっており,「続日本紀」に記載されている「常陸国菊田郷を磐城国に移した」ことと関係する可能性もあります。また,今回の調査と北茨城市の調査で「古代東海道」と考えられる道路跡と大規模な掘立柱建物群(倉庫)が確認されたことや硯(すずり),灰釉陶器(かいゆうとうき)が出土したことは,当遺跡群が古代交通の要所としての集落であったと考えられます。
5連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL029-225-6587
(財)茨城県教育財団 北茨城事務所
TEL0293-46-8273(当日はこちらへ)
 

竃(かまど)の調査をしています。
掘立柱建物跡群が掘りあがった様子です。
 

桜の郷事務所(羽黒山・大戸富士山遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.03.03


1期 間
平成18年3月12日(日)
2時 間
午前10時から
3概 要
茨城町大字大戸宿ノ内2019-1ほか
ご案内マップ
4内 容 羽黒山・大戸富士山遺跡は茨城町の北西部に位置し,涸沼前川左岸の台地上に立地しています。今年度の調査では後期旧石器時代の石器集中地点をはじめ,古墳時代前期や奈良・平安時代の竪穴住居跡,掘立柱建物跡,近代の炭窯跡などを確認しています。この遺跡は,旧石器時代には石器製作の場として,古墳時代や奈良・平安時代においては集落として機能していたことが分かります。特に石器集中地点からは細石刃(さいせきじん)やナイフ形石器,それに伴う石核(せきかく)や剥片(はくへん)が多数出土しており,後期旧石器時代に人々がどんな生活をしていたか解明する上で良好な資料となっています。
説明会当日は小雨でも公開しますので、たくさんの方々にご来跡いただき、石器製作跡や古代集落の様子をご覧いただきたいと思います。
5連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 桜の郷事務所
TEL.029-291-1580
 

羽黒山遺跡で旧石器の調査を
している状況です。
東上空から見た大戸富士山遺跡
(右奥の建物は水戸医療センター)
 

島名熊の山遺跡・下河原崎谷中台遺跡の発掘調査説明会が開催される 2006.02.25


2月25日(土),市民ホールやたべにおきまして,島名熊の山遺跡・下河原崎谷中台遺跡の発掘調査説明会が開催されました。178名の方々に参加していただき,誠にありがとうございました。
ご来場された皆様は,下河原崎谷中台遺跡から県内で初めて出土した琴柱形石製品をはじめ,二つの遺跡で出土した旧石器時代から中世にわたる豊富な出土遺物を熱心に見学されていました。また,竪穴住居跡や土坑,水田跡などの発掘成果について,映像による解説に興味深く耳を傾けていらっしゃいました。
調査は,3月まで行われる予定です。現在,島名熊の山遺跡では中世の堀跡や井戸跡,墓地の跡などが見つかっています。また,下河原崎谷中台遺跡では,旧石器の調査を行っております。今後の調査でどんな発見があるのか楽しみです。
 

下河原崎谷中台遺跡から出土した
古墳時代の遺物について,説明を聞きながら
     熱心に見学する参加者の方々
映像による島名熊の山遺跡の調査成果の
発表を興味深く聞き入る参加者の方々
 

茨城西事務所(下土師東遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.02.21


1日 時
平成18年3月4日(土)
2時 間
午前10時から
3場 所
下土師東遺跡
東茨城郡茨城町大字下土師字東山2,381ほか
[ご案内マップ]
4内 容 下土師東遺跡は,茨城町の中央部よりやや西に位置し,涸沼川右岸の標高25mほどの台地上に立地しています。
調査の結果,古墳時代前期から中期にかけての竪穴住居跡23軒のほか掘立柱建物跡や溝跡などが確認されました。
特に,古墳時代中期の住居跡には竃(かまど)があり,それまで使用していた炉(ろ)から,竃に変わり始めた時期のものであることが分かりました。また,住居跡内からは炭化材とともに土師器の坏(つき)や甕(かめ)などが多数出土しており,住居内の様子や構造を知る上で貴重な資
料となりそうです。北へ約50m行ったところには,古墳時代後期の東山稲荷(いなり)古墳が位置しており,当遺跡は古墳が作られる以前に集落が形成された場所であると考えられます。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。
5連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL029-225-6587
(財)茨城県教育財団 茨城西事務所
TEL029-291-0221(当日はこちらへ)
 

焼失した住居跡です。多量の炭化材と
ともに坏や甕などの土器が出土しました。
竃のとなりには食物や土器を
貯蔵する穴(貯蔵穴)が見つかっています。
 

平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」が終了しました 2006.02.21


かすみがうら市郷土資料館において開催しておりました,平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」が終了しました。延べ2,295名の皆さんに入館していただきました。期間中は展示物の見学や勾玉つくり,縄文時代の編物体験等たくさんの方々が参加され楽しんでいただくことができました。また,埋蔵文化財講演会では,国立歴史民俗博物館の小野正敏先生から「発掘された茨城の中世」の演題での講演があり,当財団の調査遺跡をもとに,中世の茨城の城館や村人の生活について興味深いお話をいだき,参加者の皆さんから活発な質問もいただきました。
たくさんのご来場に対しまして,感謝申し上げます。
 

小野先生に講話をいただきました。
立見の人が出るほどの盛況ぶりでした。
展示遺物を見学している様子です。
 

つくば島名事務所(島名熊の山遺跡)及びつくば上河原崎事務所(下河原崎谷中台遺跡)発掘調査説明会開催のお知らせ 2006.02.07


1日 時
平成18年2月25日(土)午前10時から午前11時30分
2場 所
つくば市立市民ホールやたべ
つくば市谷田部4741
ご案内マップ
3概 要
(1)島名熊の山遺跡
遺跡の南部(16区)・南東部(12区)・西部(15区)・中央部(4区)の調査を実施し,古墳時代から平安時代までの竪穴住居跡約200軒と掘立柱建物跡などを確認しました。昨年までの調査結果とあわせ,改めて当遺跡が県内最大級の集落であったことを示しています。
また,中世以降では,各調査区から大規模な堀跡や溝跡,地下式壙などが確認され,特に,南東部の低地からは,水田跡と用水路等の水利施設跡が初めて確認されました。
時代とともに変化した土地利用の様子や,人々の生活や生産活動の様子を知ることができます。

(2) 下河原崎谷中台遺跡
下河原崎谷中台遺跡は,つくば市の西部を流れる西谷田川に面した標高約23mの台地の縁辺部に位置しています。
調査の結果,旧石器時代,縄文時代,古墳時代の人々の生活の跡が確認されました。
中心となるのは古墳時代の中期から後期の集落跡で,多数の竪穴住居が確認されました。
古墳時代中期の土坑からは,県内で初めて琴柱形(ことじがた)石製品が出土しました。琴柱形石製品は,有力者の権威の象徴の一つといわれています。古墳時代中期の当遺跡は,有力者に関わりのある集落であった可能性が考えられます。

説明会当日はたくさんの方々にご参加いただき,古代の息吹を感じ取っていただければ幸いです。ご来場をお待ちしております。
4連絡先

財団法人 茨城県教育財団 埋蔵文化財部 企画管理課
TEL.029-225-6587
財団法人 茨城県教育財団 埋蔵文化財部  つくば島名事務所
TEL.029-847-6121
財団法人 茨城県教育財団 埋蔵文化財部 つくば上河原崎事務所
TEL.029-847-3128
当日は,つくば島名事務所またはつくば上河原崎事務所へ,お問い合わせ下さい。

 

東側上空から望む島名熊の山遺跡
南東部(12区)の全景です。
琴柱形(ことじがた)石製品が出土
した様子です。(下河原崎谷中台遺跡)
 

下妻市大堀東遺跡の現地説明会が開催される 2006.02.07


1月28日(土),下妻市大堀東遺跡の現地説明会が開催されました。230名を超える方々にお集まりいただき,ありがとうございました。天候にも恵まれ,ご来跡された皆様は,小貝川の河川敷に広がる平安時代の集落跡や,銅製品の工房跡,そこから出土した遺物の説明に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
調査は,3月まで行われる予定です。現在,平安時代の集落が見つかった粘土や砂の層を掘り下げて,さらに古い時代の人々の生活の跡を見つけています。今後の調査でどんな発見があるのか楽しみです。
 

銅製品の工房跡の説明を聞いている様子
出土した遺物の説明を聞いている様子
 

平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」開催中です 2006.02.01


かすみがうら市郷土資料館において,平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」を開催しています。土器や石器などを見たり,体験コーナーにある古代の衣装を着たり,銅鐸(どうたく)をたたいたりなど,多くの方々が楽しみながら考古学にふれております。
 開催期間はあと10日ほどになりました。2月11日(土)にはかすみがうら市農村環境改善センター(かすみがうら市坂934-1)で「発掘された茨城の中世」と題した国立歴史民俗博物館の小野正敏助教授による講演も予定されています。多数のみなさまのご参加をおまちしております。
 

展示コーナーにある須恵器(すえき)
の大甕(おおがめ)です。

体験コーナーにある土器のパズルです。
新治小の子どもたちが
土器の実測に挑戦しています。
 

下妻事務所(大堀東遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2006.01.18


1期 間
平成18年1月28日(土) 
2時 間 午前10時から午前11時30分まで
3場 所
下妻市樋橋字大堀東444番地ほか
[ご案内マップ]
4内 容
大堀東遺跡は,小貝川の河川敷に広がる平安時代の集落跡です。調査区南部の第1期の調査区では,平安時代(9世紀後半以降)の竪穴住居跡が46軒確認されました。竪穴住居跡からは土師器の甕(かめ)や甑(こしき),椀(わん),坏(つき),小皿(こざら)などが出土しており,当時の生活の様子を知ることができます。特に川の氾濫によって堆積したと思われる砂層の中からは,重なるように住居跡が確認できました。川の氾濫の後,繰り返し新たな集落が営まれたと考えられます。このような川岸の発掘調査例は少ないのが現状です。
説明会当日は小雨でも公開しますので,たくさんの方々に来ていただき,小貝川流域に広がる古代集落の様相の一端を見ていただければ幸いです。
5連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 下妻事務所
TEL.0296-43-6222

 

大堀東遺跡を南東上空から撮影した写真です。
カマドの調査をしています。
 

平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」の開催について 2005.12.27

教育財団では,多くの皆様方に埋蔵文化財に対する理解を深めていただくため,平成17年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」をかすみがうら市と共催で開催いたします。
テーマは,「−ふれてみよう!楽しい考古学−」とし,現在当財団で整理事業を行っている遺跡の紹介と出土遺物の展示や発掘調査と整理事業の概要をはじめ,だれもが気軽に参加できる体験コーナーを設けています。
また,2月11日(土)には,国立歴史民俗博物館の小野正敏先生を講師にお迎えし「発掘された茨城の中世」と題して講演会を開催いたします。
たくさんの方々のご来場をお待ちしております。
 
1期 間
平成18年1月14日(土)から2月12日(日)まで(月曜休館)
午前9時から午後4時30分まで 入館無料
2会 場  かすみがうら市郷土資料館
かすみがうら市坂1029 TEL:029-896-0017
3講演会
平成18年2月11日(土) 午後1時30から
4講演会会場
かすみがうら市農業環境改善センター(先着200名)
かすみがうら市坂934-1 
5その他

詳細については下記をクリックしてください。

 

 

岩瀬町加茂B古墳群の現地説明会開催される 2005.08.21

8月21日(日),岩瀬町加茂B古墳群の現地説明会を行いました。厳しい暑さの中での開催でしたが,130名を超える方々のご参加をいただき,担当者一同,厚くお礼申し上げます。参加された皆様は,遺構や遺物を熱心に見学され,古墳が築かれた当時の情景に想いをはせていたようです。
調査は9月まで行う予定で,今後は古墳の築かれた時代よりも古い時代の遺構について調査を進めていきます。
 

古墳について説明をしています。
出土した遺物の説明をしています。
 

犬田神社前遺跡(いぬだじんじゃまえいせき)の現地説明会が行われる 2005.08.21

8月21日(日)午前10時から犬田神社前遺跡の現地説明会を行いました。残暑厳しい中,たくさんの方々にお集まりいただき,ありがとうございました。
4月中旬より調査を始め,現在までに,古墳時代前期から平安時代にかけての竪穴住居131軒を確認しました。さらに井戸跡や溝跡,土坑なども見つかっており,4世紀代から9世紀までの約500年間,ほぼ切れ目なく集落が形成されていたと考えられます。
参加された皆様には,数々の遺構とともに出土遺物を見ていただき,当時の人々の生活に思いをはせることができたのではないでしょうか。
調査は,9月まで行われる予定です。今後も新たな発見があることを期待したいと思います。
 

竪穴住居跡の説明をしています。
遺物について説明をしています。
 

ひたちなか市長砂渚遺跡の発掘調査現場が公開される 2005.08.20

8月20日(土)午前,ひたちなか市長砂渚遺跡の発掘調査現場を公開しました。残暑厳しい中,100名を超える方々が参加してくださいました。参加された方は釜屋跡や鹹水槽(かんすいそう)の大きさを実感されたり,出土した内耳鍋(ないじなべ)片や古銭の説明を熱心に聞くなど,有意義な時間を過ごされたことと思います。
 

釜屋のかまどの説明をしています。
「ここで濃くした海水を煮詰めていました。」
出土した内耳鍋片の説明をしています。
「鍋の外側には煤(すす)も付いているんですよ。」
 

岩瀬犬田事務所(犬田神社前遺跡)・岩瀬事務所(加茂B古墳群)発掘調査現地説明会のお知らせ 2005.08.13

1期 日
平成17年8月21日(日)
2時 間 犬田神社前遺跡 午前10時から午前12時まで
加茂B古墳群 午前11時から午前12時まで
3場 所
犬田神社前遺跡
西茨城郡岩瀬町犬田692-3ほか
加茂B古墳群
西茨城郡岩瀬町加茂部822-17ほか
ご案内マップ
4内 容

犬田神社前遺跡では,弥生時代から平安時代にかけて営まれた竪穴住居跡が131軒確認されています。特に,古墳時代中期や後期(1,600〜1,300年前)の住居跡からは,食器である土師器の椀・坏(つき)類が多量に出土しており,当時の生活の様子を知ることができます。また,住居の壁際に設けられているカマドには,部材として切り石を使用しているものや土師器の甕を再利用しているものなどがあり,住居ごとに工夫が見られます。
加茂B古墳群からは,方墳1基と円墳3基が確認されました。これまでに確認されている円墳6基と併せ,計10基の古墳からなる古墳群です。古墳の周囲に巡らされた溝の底面からは1,400年位前の土器が出土しており,これらの古墳は古墳時代後期に築かれた可能性が高いと言えます。
説明会当日はたくさんの方々に見ていただき,古代の息吹を感じ取っていただければ幸いです。現場は,小雨でも公開します。また,駐車場が狭いため,できるだけ乗り合わせの上ご来跡ください。

5連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 岩瀬犬田事務所(犬田神社前遺跡)
TEL:0296-75-2781
(財)茨城県教育財団 岩瀬事務所(加茂B古墳群)  
TEL:0296-75-2117

 

住居内に設けられた穴からたくさんの
土器が出土しました。(犬田神社前遺跡)
古墳に巡らされた溝(周溝)を
掘り込んでいます。(加茂B古墳群)
 

阿字ヶ浦事務所(長砂渚遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2005.08.13

1期 日
平成17年8月20日(土)
2時 間 午前10時から
3場 所
長砂渚遺跡
ひたちなか市長砂渚163-10
ご案内マップ
4内 容

長砂渚遺跡は,ひたちなか市の北東部に位置し,太平洋に面した標高4〜7mほどの砂丘上に立地しています。調査の結果,塩水を煮炊きする釜屋跡や塩水をためておく鹹水槽(かんすいそう)などが確認され,今から500年前ぐらいに製塩をおこなっていた場所であることがわかりました。鹹水槽の多くは壊れたり水漏れしないように石を粘土に貼り付けて造られていることもわかりました。
また,内耳鍋(米などを煮炊きする鍋)や塩を集める道具,陶器片,古銭,骨(人・犬・鳥)などの遺物も見つかっています。たくさんの方々に遺跡を見ていただき,釜屋跡や鹹水槽の大きさなども実感していただきたいと思います。
詳しくは,連絡先までお問い合わせください。

5連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 阿字ヶ浦事務所
TEL.029-202-0631(当日はこちらへ)

 

黒く見える所が釜屋跡です。真ん中には
塩水を煮炊きしたかまどがあります。
この鹹水槽は石を粘土に
貼り付けて造られていました。
 

筑西市栗島遺跡の発掘調査現場が公開される 2005.06.19

6月19日(日)午後,筑西市栗島遺跡の発掘調査現場を公開しました。天候にも恵まれ,100名を超える方々にお集まりいただき,ありがとうございました。参加された方は,川の跡や出土した木製品の説明を熱心に聞いていました。
調査は,8月まで行われる予定です。たくさんの木製品やめずらしい木組みの遺構が見つかっているこの遺跡で,今後どんな発見があるのか楽しみです。
 

川の跡の説明を聞いている様子
出土した木製品の説明を聞いている様子
 

羽黒山遺跡 2005.05.27

那珂市立菅谷西小学校の6年生52名が体験学習を行いました。竪穴住居跡の発掘に挑戦したり,出土した土器の説明を聞いたりするなどして,考古学の世界を体験することができたと思います。発掘体験では,補助員さんたちも大喜びで孫のような子どもたちのお手伝いをしていました。
 

「ここはこうやって掘るんだよ。」
「土器からはいろんなことが分かるんだね。」
 

下館事務所(栗島遺跡)発掘調査現場公開のお知らせ 2005.06.15

1期 日
平成17年6月19日(日)
2時 間 午後1時から午後3時まで
※都合のいい時間にご来跡ください。
3場 所
栗島遺跡
筑西市栗島494-2ほか
ご案内マップ
4内 容

昨年度の調査では,今から1500年前〜1700年くらい前の古墳時代の集落跡が見つかりました。
今年度は南区にある流路(川の跡)の調査を中心に行っています。この流路からは,8世紀の終わり頃から9世紀の前半頃(平安時代前期)の土器と一緒に,木製の容器や底に穴のあいたせいろなどの生活用品,田下駄や杵,鍬などの農具が見つかっています。また,川の岸辺に舟を解体して作ったと思われる,さらし場と考えられる場所も見つかっています。
たくさんの方々に遺跡を見ていただき,当時の人々の暮らしについて触れていただきたいと思います。現場は,小雨でも公開します。小雨の際は長靴をご用意していただいた方がよいかと思われます。また,駐車場が狭いためできるだけ乗り合わせてご来跡ください。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。

5連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 下館事務所
TEL:0296-24-8074

 

舟を解体して作ったと思われるさらし場と
考えられる場所が見つかりました。
昨年度とは形が違う杵(きね)が
見つかりました。
 

島名熊の山遺跡 2005.05.25

つくば市立沼崎小学校の6年生が体験学習にやってきました。調査員から遺跡の内容や,調査の方法について説明を聞いたあと,実際に発掘調査に挑戦しました。「初めての体験でしたが,興味を持って楽しい学習ができました。」との感想をいただきました。
 

調査員から遺跡の内容や調査方法
について説明を受けています。
「何が出土するかな?」移植ゴテを使って
発掘調査に挑戦です。みんな真剣な表情です。
 

茨城大戸事務所(大塚遺跡)現地説明会のお知らせ 2005.02.22

 
1期 日
平成17年3月5日(土) 午後1時〜午後3時
2場 所
大塚遺跡
東茨城郡茨城町大字大戸3035-3
ご案内マップ
3内 容

これまでの調査で弥生時代から平安時代にかけての集落跡が確認されました。特に平安時代の住居跡からは「志万」「高□公」などの文字が書かれている土器や「棚」のような施設を持つ住居跡も見つかっています。
たくさんの方のご来場をお待ちしています。なお,部分的にぬかるんでいる所もありますので,長靴等をご用意いただければと思います。また,駐車場が限られていますので,できるだけ乗り合わせでのご来場をお願い致します。

4連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL.029-225-6587
(財)茨城県教育財団 茨城大戸事務所
TEL.029-291-0138

 
竪穴住居跡から,たくさんの土器が出土してます。

下館事務所(市栗島遺跡)の現地説明会を開催しました 2005.02.11

2月11日(金),下館市栗島遺跡の現地説明会を行いました。強い風の中での説明会でしたが,200名を超える方々にお集まりいただきました。特に出土した木製品については,興味深くご覧いただくことができました。ありがとうございました。
 

昔の川の跡の説明をしています
出土した遺物の説明をしています
 

平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」が終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。 2005.02.18

常陸大宮市歴史民俗資料館大宮館において開催しておりました平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」が閉会しました。延べ1,583名のみなさんに入館していただきました。期間中は展示見学をはじめ,勾玉つくり,考古学講座にもたくさんの方々が参加され楽しんでいただくことができました。また,埋蔵文化財講演会では,国立歴史民俗博物館の広瀬先生から「古墳時代には死後の世界をどう考えていたか」をテーマに興味深いお話をいただきました。今後も現地説明会や体験学習等を通して埋蔵文化財に触れる機会を設けていきますので,たくさんの方々の参加をお待ちしております。ありがとうございました。

 

「埋蔵文化財講演会」国立歴史民俗博物館の
広瀬先生に講話をいただきました。
「考古学体験講座」市内の古墳や中世の城跡を
見て歩きました。
 

石岡事務所(田島遺跡)の現地説明会が開催されました 2005.02.17

2月5日(土)に田島遺跡(田島下地区)の現地説明会が行われました。当日は強い風が吹き寒い日でしたが,170名を超す方々に参加して頂きました。地元の方からは「普段耕している水田の下にこんな昔の水田があったとは驚いた。」など,たくさんの感想をいただきました。調査は3月末まで続ける予定です。ありがとうございました。

 

水田跡については,たくさんの質問がありました。
出土した遺物を興味深く観察する参加者の皆さん。
 

つくば島名事務所(島名熊の山遺跡,島名前野東遺跡,島名境松遺跡)
発掘調査説明会のお知らせ
 2005.02.09

1期 日
平成17年2月19日(土) 午前10時〜午前11時30分
2場 所
つくば市立市民ホールやたべ
つくば市谷田部4741
ご案内マップ
3内 容
島名熊の山遺跡からは,古墳時代から近世にかけての遺構と遺物が確認されています。これまでに,確認された遺構は竪穴住居跡約2,200軒,掘立柱建物跡約300棟という膨大な数で,発掘調査が行われた中で県内最大級の集落跡になります。島名前野東遺跡からは,古墳時代から奈良時代を中心とする集落跡と,中世の城館跡と考えられる掘立柱建物跡などが確認されました。
島名境松遺跡からは,縄文時代の竪穴住居跡と土坑が確認されました。縄文時代中期の終わりから後期の初めにかけて,台地の縁辺に集落が広がっていたと考えられます。 
当日は,遺構のスライド上映や,遺物の展示を予定しています。当時の人々の生活に思いを馳せていただきたいと思います。
4連絡先

(財)茨城県教育財財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 つくば島名事務所
TEL:029-847-6121

 
調査をしている様子です

平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」開催中! 2005.01.31

常陸大宮市歴史民俗資料館大宮館において,平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」を開催しています。連日,見学に来てくれる小学生たちでにぎわっています。1月16日の勾玉つくり,23日の考古学講座にもたくさんの方々が参加され,楽しんでいただくことができました。考古学講座では市内にある前小屋城や宇留野城を見学したあと,遺跡から発掘された土器や石を洗って分類したり,縄文土器の接合や拓本を採る作業を行いました。開催期間もまだ2週間ほどありますので,展示の見学や各種イベントへ多数のみなさまの参加をお待ちしております。

 

縄文土器を接合するぞ(玉川小学校6年生の益子君と小室君です。とても熱心に取り組んでいました)。 
縄文土器の拓本を採る(笑顔のすてきな佐藤家のみなさんです)。

石岡事務所(田島遺跡)現地説明会のお知らせ 2005.01.31

 
1期 間
平成17年2月5日(土)  午後1時〜午後3時
2場 所
田島遺跡(田島地区下)
石岡市石岡字田島6004-1
ご案内マップ
3内 容
これまでの調査で住居跡や掘立柱建物跡,井戸跡などが確認され,古墳時代後期から中世にかけて継続的に集落が営まれていたことがわかりました。また,調査区域の低位部では水田跡が確認され,当時の生活の様子を知る資料として注目されます。
参加は自由ですので,たくさんの方のご来場をお待ちしております。なお,会場は水はけが悪くぬかっているところもありますので,長靴等をご用意下さい。  
4連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 石岡事務所
TEL 0299-22-2707

 
水田の面を確認しています

下館事務所(栗島遺跡)現地説明会のお知らせ 2005.01.31

 
1期 間
平成17年2月11日(金) 午後1時から
2場 所
栗島遺跡
下館市大字栗島字栗島494-2ほか
ご案内マップ
3内 容
古墳時代の住居跡と昔の川の跡などが確認されています。当時この遺跡一帯は湿地帯で,水分を多く含む土地であったため,土器とともに多数の木製品が出土しています。柱が残っている住居跡もありました。
たくさんの方々に遺跡を見ていただき,当時の人々の暮らしについて触れていただきたいと思います。説明会は,小雨でも行いますので,その際は長靴をご用意していただいた方が良いかと思われます。また,駐車場がせまいため,できるだけ乗り合わせてお集まり下さい。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。
4連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 下館事務所
TEL:0296-24-8074 

 

木製品が出土した様子
 
「意□坊長」と書かれた土器が出土しました
(□の文字は不明)

平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」の開催について 2004.12.27

教育財団では,広く県民のみなさまに埋蔵文化財に対する理解を深めていただくため,平成16年度「茨城県教育財団調査遺跡紹介展」を常陸大宮市と共催で開催いたします。
今回のテーマは,「ふれてみよう,楽しい考古学」です。現在整理している遺跡の紹介と出土遺物の展示,発掘調査と整理の概要をはじめ,だれもが気軽に参加できる体験コーナーを設けています。
また,1月29日(土)には,国立歴史民俗博物館の広瀬和雄先生を講師に迎え「古墳時代の他界観〜装飾古墳と死後の世界〜」と題して講演会を開催いたします。古墳時代に生きた人たちが,死後の世界をどのように考えていたのか,古墳に死者を葬る意味を考えながらお話をしていただきます。
たくさんの方々のご来場をお待ちしております。

 
1期 間
平成17年1月15日(土)から2月13日(日)
午前9時から午後4時30分 入館無料
2会 場
常陸大宮市歴史民俗資料館大宮館
常陸大宮市中富町1087-14 TEL.0295-52-1450
3講演会
平成17年1月29日(土) 午後1時30分から
4講演会場

常陸大宮市文化センター小ホール(200名)
常陸大宮市中富町3135-6

5その他
詳細についてはこちらをクリックしてください。
[紹介展チラシ表] [紹介展チラシ裏]

茨城町大戸下郷遺跡の調査が終わりました 茨城事務所 2004.12.01

11月30日をもって調査が終了しました。好天に恵まれた11月20日(土)の現地説明会には, 140名を超える方々に参加者していただきました。参加された皆さんからは,出土遺物や調査の様子についてたくさんの質問があり,にぎやかな説明会となりました。ありがとうございました。
調査の成果は,報告書として詳しく公表される予定です。お楽しみに。

 

熱心に耳を傾ける参加者の皆さん
遺跡を西側から見た様子です

茨城事務所(大戸下郷遺跡)現地説明会のお知らせ 茨城事務所 2004.11.08

1 期 日
平成16年11月20日(土) 午後1時から
2 場 所
大戸下郷遺跡
東茨城郡茨城町大戸1284番地ほか
[ご案内マップ]
3 内 容
これまでの調査で弥生時代から平安時代の竪穴住居跡が77軒確認されました。なかでも古墳時代後期の住居跡が数多く見つかり,この遺跡の中心となる時代であることが分かりました。
当日は,遺跡見学を通して当時の人々の暮らしについて触れていただきたいと思います。小雨決行です。詳しくは連絡先までお問い合わせください。
4 連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
Tel:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 茨城事務所
Tel:029-291-0138


調査をしている様子です

明野事務所(鍋山東原遺跡)現地説明会のお知らせ 明野事務所 2004.10.12

1 期 日
平成16年10月17日(日) 午前10時から
2 場 所
鍋山東原遺跡
真壁郡明野町大字鍋山字東原788番地ほか
[ご案内マップ]
3 内 容
古墳時代の住居跡16軒と円墳8基などが確認されています。特に第1号墳 は一番大きく,直径が40mもあります。たくさんの方々に遺跡を見ていただき,当時の人々の暮らしぶりに触れていただきたいと思います。説明会は,小雨でも行います。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。
4 連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団  明野事務所 
TEL:0296-52-3023


上空から見た鍋山東原遺跡
 

出土遺物を展示しています 整理センター国田分館 2004.10.1

現在,資料展示室において村松白根遺跡(東海村)から出土した陶磁器(とうじき)類や辰海道遺跡(岩瀬町)から出土した弥生土器や土師器などを展示しています。
開館時間は,平日の午前9時30分から午後4時30分です。展示期間は平成17年1月までの予定です。整理作業の進行により,随時展示替えを行っていますので,ぜひご覧ください。ご来館をお待ちしております。
 

整理センター国田分館 資料展示室
展示室内のようす
   

村松白根遺跡・ナギ山遺跡の出土遺物
辰海道遺跡の出土遺物
 

東海村 村松白根遺跡の説明会 2004.8.8

8月8日(日),東海村舟石川コミュニティーセンターで遺跡説明会を行いました。暑い中でしたが130名ほどお集まりいただき,遺構や出土遺物の説明を聞いていただきました。
8月末で調査を終了し,整理作業を経て,詳しい調査成果が報告書としてまとめられる予定です。
 

調査成果の説明
出土遺物の説明
 

岩瀬町山ノ入古墳群の現地説明会開催される 2004.8.7

8月7日(土)岩瀬町山ノ入古墳群の現地説明会を行いました。炎天下のもと,200名を超す見学者が集まり,古墳の様子や,出土遺物の説明に熱心に耳を傾けていました。
調査は12月まで行われ,終了後は報告書として詳しい結果が報告される予定です。  
 
調査員の説明を熱心に聞いている見学者の皆さん
 

山ノ入古墳群現地説明会のお知らせ 2004.7.28

1 期 日
平成16年8月7日(土) 午前10時から
2 場 所
山ノ入古墳群
西茨城郡岩瀬町本郷字山ノ入1014-55
[ご案内マップ]
3 内 容
現在,前方後円墳1基,円墳13基等が確認されています。これらは,6 世紀末から7世紀頃にかけて造られたと考えられます。
参加は自由ですので,たくさんの方のご来場をお待ちしております。なお,会場は山の斜面ですので,動きやすい服装とはき慣れた靴,そして飲料水をご用意下さい。詳しくは下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
4 連絡先
(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 岩瀬西事務所
TEL:0296-76-3443
 
上空から見た山ノ入古墳群の様子
 

村松白根遺跡調査説明会のお知らせ 2004.7.28

1 期 日
平成16年8月8日(日) 午前10時から
2 場 所
舟石川コミュニティセンター
那珂郡東海村舟石川158
TEL.029-283-1951
[ご案内マップ]
3 内 容
これまでの調査で,当遺跡は室町時代から江戸時代初めにかけての集落であることがわかりました。当日は,調査の様子を映像でわかりやすく説明しながら,出土遺物の説明を行います。詳しくは,連絡先までお問い合わせください。参加は自由ですので,たくさんの方のご来場をお待ちしております。
4 連絡先

(財)茨城県教育財団 企画管理課
TEL:029-225-6587
(財)茨城県教育財団 東海事務所
TEL:029-283-2531

 
建物跡調査の様子
 

整理センター見和整理遺跡資料展示のお知らせ 整理センター見和 2004.7.28

茨城県教育財団本部(水戸生涯学習センター分館)ロビーにおいて,今年度整理作業を実施している遺跡の資料展示を行っております。現在は,東岡中原遺跡(つくば市)と大塚遺跡・綱山遺跡(茨城町)から出土した土器を展示しています。今後,整理作業の進行によって随時展示を替えていく予定です。
 

東岡中原遺跡の竪穴住居跡から
まとまって出土した土器
大塚遺跡・綱山遺跡から出土した墨書土器
 

小学生体験学習 整理センター国田分館 2004.7.28

6月22日(火)に,水戸市立国田小学校の6年生34名が,「総合的な学習の時間」 の学習で来館しました。初めに,調査員から整理センターの仕事や土器について の説明を聞きその後,少人数グループに分かれて,調査員や補助員といっしょに 接合(土器の破片をジグソーパズルのようにくっつける)や拓本(土器の模様を紙に写す)の作業を体験しました。短時間の学習でしたが,歴史や文化遺産への興味・関心が大いに高まった様子でした。  
 

お金のもようがでてきたぞ!
どれがくっつくかな?
 

ようこそ!熊の山遺跡へ 2004.7.28

5月7日,島名熊の山遺跡に,つくば市立沼崎小学校の6年生40人が発掘体験にやってきました。調査員から昔の家や発掘調査の方法について説明を受けたあと,実際に発掘調査にチャレンジしました。最初は道具を持つ手も緊張していましたが,慣れてくるとだいぶ上手になってきました。土の中から本当に土器が出てくるのか半信半疑だったようですが,実際に土器を発見するとうれしそうにほほえむ顔がたくさん見られました。
 

これは柱の穴かな?
だんだん上手になってきたぞ!
 

島名熊の山遺跡説明会 つくば島名事務所 2004.2.22

平成16年2月22日(日)午後1時30分から島名熊の山遺跡の現地説明会を開催しました。
風の強い日でしたが、200名を超える参加者があり遺構の状況や出土した遺物を見学したほか、調査中の様子を熱心に聞く小学生の姿も見られました。
調査は来年度まで続き、終了後は報告書として詳しい結果が報告される予定です。ありがとうございました。
 

住居跡の説明をしているところです。
土器などの説明をしているところです。
 

村松白根遺跡説明会 東海事務所 2004.2.21

平成16年2月21日(土)午前10時30分から,「村松コミュニティセンター」において調査説明会を開催しました。参加者は,調査の様子を映像で見たり,出土した遺物の説明に熱心聞き入っていました。ありがとうございました。
調査は来年度も継続し,海岸部から内陸部へと進めていく予定です。なお,本年度の調査成果は,16年度末に報告書となって公開されます。お楽しみに。
 

調査説明会の様子
中世の集落の様子が見えてきました。
 

古代をさぐる。 つくば島名事務所 2003.7.24

7月24日,島名熊の山遺跡に古河市の小学生28人が発掘体験のためにやってきました。
当日はあいにくの雨天のため実際に掘ることができず.出土した土器の破片を接合することに挑戦しました。始めはなかなかつかなったけど,同じ種類の破片を見つけ出し,まるでパズルのようにどんどんつけていました。
 

発掘調査ってどうやるの?
もとはどんな形をしていたのかな?
 

見和整理センター 資料展示のお知らせ 見和整理センター

見和整理センターでは,今年度整理作業を行っている遺跡について,茨城県教育財団本部(水戸生涯学習 センター分館)ロビーに資料展示を行っています。現在は,霞ヶ浦町の戸崎中山遺跡,阿見町の大日遺跡の出土遺物を展示しています。整理作業の進行によって随時展示を替えていきます。
 

戸崎中山遺跡の出土遺物
大日遺跡の灰釉陶器(骨蔵器)
 

今度は図面に挑戦だ! 整理センター国田分館

6月18日,整理センター国田分館では,水戸市立国田小学校6年の皆さんを迎えて,2回目の「総合的な体験学習の時間」を行いました。今回は,国田小学校に保管されている土器も使って,土器の実測と拓本をとる作業を体験しました。
はじめは手間取っていたものの,慣れてくると上手に拓本をとれるようになり,最後に皆さんのできばえを披露してもらいました。
 

慣れると簡単だね
今日の成果だよ
 

整理センター国田分館 資料展示室開設のお知らせ 整理センター国田分館

整理センター国田分館では,今年度整理作業を行っている遺跡について,資料展示室を開設しました。展示室が開かれるのは平日の午前9時30分から午後4時30分,開設期間は平成16年1月までの予定です。整理作業の進行によって,展示替えを随時行います。
 
開設しました
 

国田小の皆さん,ようこそ。 整理センター国田分館

5月21日,整理センター国田分館に,水戸市立国田小学校6年の皆さんが「総合的な体験学習の時間」のためにやってきました。調査員から説明を受けたあと,実際に土器の復元や図面を書く作業を体験しました。
作業に集中するあまり,予定の時間はあっという間に過ぎてしまいました。皆さんは,「最初は難しかったけど,またやってみたい。」と感想をいっていました。後日,整理センターに感想文集を送ってくれました。
 

うまくつくかな
よーく見てね
 

犬田神社前遺跡出土の銅椀ついて 岩瀬西事務所 2003.06.01

犬田神社前遺跡は,平成14年度から,北関東自動車道建設に伴い,縄文時代中期〜中・近世の集落及び墓域跡の調査を行っています。
今年度の調査区の西部にある古墳時代後期の住居跡(第101号)から青銅製の「椀」が出土しました。直径約14cm,器高が約6.5cmで,一部が腐食のため欠損していますが,ほぼ完前な形のまま発見されました。
 
出土した青銅製の「椀」
正面から見た様子
 

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