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●下小池遺跡 (しもこいけいせき)/阿見吉原事務所 |
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●平成14年10月〜12月の調査状況 |
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平成14年5月から行われていた下小池遺跡の発掘調査が平成14年12月26日をもって終了しました。調査の結果,古墳時代中期を中心に74軒の竪穴住居や多数の土坑が確認されました。古墳時代中期の竪穴住居からは,土師器や石製模造品(双孔円板,臼玉)の他,この地方では作られない須恵器が出土しました。当時の生活や他の地域との交流を考える上で貴重な資料になるものと思われます。 |
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●平成14年4月〜9月の調査状況 |
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下小池遺跡は,弥生時代から平安時代にかけての複合遺跡です。
調査区内には竪穴住居跡や土坑の他に,谷に遺物が流れ込んだ遺物包含層が3か所あります。谷の底面からは古墳時代の甕が出土していることから,当時の人々の水場がある可能性が考えられます。
また,現在調査をすすめている調査区の西側では,平安期の竪穴住居跡が多くみられます。 |
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竈から出土している土器 |
発掘体験学習の様子(牛久栄進高校) |
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発掘体験学習の様子(歴史館) |
住居跡から出土している遺物 |
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