ナギ山遺跡は，平成15年1月8日から調査を開始しました。調査の結果，5世紀から6世紀を中心とした44軒の竪穴住居や多数の土坑，2基の地下式壙が確認されました。竪穴住居の中には，つくりかけの石製模造品や砥石などが出土していることから，石製模造品の工房の可能性がある住居も確認されています。今後の整理で，隣接した大日遺跡や下小池遺跡との関連性が解明されることが期待されています。