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●古河三和事務所 |
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〒306-0104 古河市恩名1269番地
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TEL.FAX 0280-78-2610
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遺跡名
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調査期間
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主な遺構
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主な遺物
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古屋敷遺跡 |
平成24年4月〜5月 |
縄文時代 江戸時代 |
竪穴住居跡,掘立柱建物跡,井戸跡,土坑,炉跡,遺物包含層
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縄文土器,石器,土師器,須恵器,陶磁器,金属製品
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恩名新三郎遺跡 |
平成24年4月〜5月 |
縄文時代 |
竪穴住居跡,炉跡,遺物包含層 |
縄文土器,石器
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●古屋敷遺跡・恩名新三郎遺跡(ふるやしきいせき・おんなしんざぶろういせき)[ご案内マップ]
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●5月30日に調査が終わりました。 2012.5.31
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古屋敷遺跡と恩名新三郎遺跡の調査が終了しました。調査の結果,古屋敷遺跡は縄文時代後期に集落が営まれ,その後,江戸時代になって再び生活していたことが分かりました。縄文時代の住居跡は,中央部に何度も使用したと思われる炉を有し,西側が出入り口部となる構造でした。また,深さ約80?の柱穴が何か所も見つかっており立派な住居です。浅い掘り込みの土坑群と食料を貯蔵していた大形の円形の土坑群があり,当時の集落構成を私たちに伝えています。また,小字名である「古屋敷」を証明する遺構として,掘立柱建物跡と井戸跡がセットで見つかっています。
恩名新三郎遺跡からは,台地斜面西部で縄文時代早期の住居跡を6軒確認しました。遺物は撚糸文系の土器が少量出土しました。また,当時の住居には炉がないのが一般的ですが,当遺跡の住居は,中央部に炉があり,今後注目される遺構と思います。
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古屋敷遺跡 調査区全景
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恩名新三郎遺跡 縄文時代早期の住居跡
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遺跡に近接する古河市立名崎小学校の6年生99名が遺跡見学に来られました。事務所前で簡単な説明を聞いて,縄文時代へタイムスリップ。今から約3000年前の古屋敷遺跡,約9000年前の恩名新三郎遺跡を興味深く見学されていました。「縄文時代の人々は何を食べていたの?この穴は何に使っていたの?」など,たくさんの疑問を担当調査員に聞いていました。また,出土した土器を実際に触れたりメモをとったりし,地元の歴史について楽しく学ぶことができたようです。
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古屋敷遺跡の深い穴に興味津々!
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恩名新三郎遺跡の住居の説明を聞く児童
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古河市の東部に位置する古屋敷遺跡は,表土除去作業や遺構確認作業も終わり,いよいよ遺構の調査に入ります。後世の耕作により,大半の遺構が破壊されていましたが,竪穴住居跡や炉跡を確認しました。出土している主な土器の時期は縄文時代中期後葉から後期前葉で,遺構はその時期の集落の一部と考えられます。また,古屋敷遺跡の北側に位置する恩名新三郎遺跡は,表土除去作業が終わり,遺構の確認作業に入ったところです。調査区内の半分以上は厚さ1m以上の黒色土が堆積していますが,竪穴住居跡や炉跡などが見つかっています。今回の調査区からは,縄文時代早期の土器片も出土しており,今後の調査によって,斜面地を利用した遺構と遺跡の性格を解明していく予定です。
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遺構確認作業が終了(古屋敷遺跡)
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縄文時代の竪穴住居跡(恩名新三郎遺跡)
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