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筑西明野事務所

〒300-4503  筑西市宮後字東原811番地1

TEL.FAX 0296-52-4745

 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
宮後東原遺跡 平成24年8月〜9月 奈良・平安時代 竪穴住居跡,掘立柱建物跡,土坑,井戸跡

土師器,須恵器,灰釉陶器,土製品,石器,鉄器,鍛冶関連遺物

*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

宮後東原遺跡(みやごひがしはらいせき)[ご案内マップ]


9月27日に調査が終了しました。 2012.9.28

 

標高約38m〜40mの島状に突き出た台地に立地している宮後東原遺跡の調査が終わりました。当遺跡からは,竪穴住居跡10軒,掘立柱建物跡8棟,土坑81基,井戸跡1基が確認できました。竪穴住居跡の時期は平安時代が主で,北壁に竈を付設し,主柱穴を持たないものがほとんどでした。出土遺物は比較的少なく,昨年度出土したような刻書・墨書土器などはあまり見られませんでした。掘立柱建物跡の時期も平安時代と考えられますが,詳細は不明です。平成23・24年度の調査によって,当遺跡は奈良時代になってこの地域に入植し,開発に着手した集団の拠点的な集落の一部であると推測されます。

 
調査区全景
 第4号井戸跡(平安時代)
 

8月6日に調査が始まりました。

 

昨年度に続いて行う宮後東原遺跡の発掘は,表土除去や遺構確認作業も終わり,遺構の調査に入りました。今回は,竪穴住居跡10軒,掘立柱建物跡6棟,土坑70基が確認できました。住居跡からは土師器や須恵器が多数出土しており,奈良・平安時代の集落跡であると考えられます。今後さらに調査を進め,集落の全容にせまりたいと思います。 

 
調査区全景(北西から)
平安時代の住居跡
 
 

 
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