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取手事務所

〒302-0021  取手市大字下高井本薬師1085-1ほか

TEL・FAX 0297-74-6333

 
遺跡名
調査期間
主な遺構
主な遺物
神明遺跡 平成24年7月 縄文時代 竪穴住居跡, 炉穴,溝跡, 土坑,ピット群 縄文土器(深鉢), 石器(尖頭器・磨石), 剥片
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

神明遺跡(しんめいいせき)[ご案内マップ]


平成24年7月の調査状況

県道守谷藤代線道路整備事業に伴って当遺跡の発掘調査を7月に行いました。調査区は,昨年の4・5月に行った調査区の隣接地です。昨年度,縄文時代早期の竪穴住居跡や炉穴などを確認しており,同一の遺跡として認知されている神明神社周辺の地点(縄文時代後期と晩期)とは時期的に異なる様相であることから注目を集めました。

今回の調査においては,竪穴住居跡1軒,炉穴1か所,溝跡3条,土坑36基,ピット群4か所を確認しました。これらのうち,竪穴住居跡,炉穴,土坑,ピット群からは,縄文時代早期の縄文土器や石器が出土しました。また,昨年度の調査区では少なかった土坑を数多く確認でき,土坑の役割を明確にすることは困難ですが,集落における住居と土坑の配置を考える上では,重要になると思われます。

 
土坑の調査風景。土坑は,
ひとつひとつ形が違います。
縄文時代早期の竪穴住居跡。
径が5〜6mほどの楕円形です。
 

 
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