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●常総事務所 |
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●六方遺跡(ろっぽういせき 08211-011)
[ご案内マップ]
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所在地 |
茨城県常総市大生郷町字金戸3731番地他 |
立地 |
常総市の北西部,東仁連川左岸の標高19mの台地上 |
調査原因 |
一般国道468号首都圏中央連絡自動車道新設に伴う発掘調査 |
委託者 |
国土交通省関東地方整備局常総国道事務所 |
調査期間 |
2014年2月1日〜3月31日 |
調査面積 |
1,989㎡ |
種類 |
集落跡 |
主な時代 |
縄文時代,奈良時代,平安時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡13,土坑60,溝跡3,炭焼き窯跡1 |
主な遺物 |
縄文土器,土師器,須恵器,埴輪,鉄製品 |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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●調査の状況 |
2月から六方遺跡の調査を始めました。当遺跡は,縄文時代と奈良時代,平安時代の複合遺跡で,今回の調査では,縄文時代の竪穴建物跡5棟,奈良時代の竪穴建物跡3棟,平安時代の竪穴建物跡5棟などを確認しています。第4号建物跡は,東西にやや細長い長方形の掘り込みで,北壁と東壁の2か所にカマドが設置されていました。この東カマドの上部から円筒埴輪の破片が出土しました。建物跡の時期は出土遺物から8世紀後半と考えられるので,奈良時代の居住者が,カマドの補強材などのために,身近にあった円筒埴輪片を持ち込んだものと考えられます。さて,どこの古墳から持ち込んだものなのでしょうか。 |
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たくさんの建物跡が重複しています |
カマドから円筒埴輪が出土しました。 |
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