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つくば上河原崎事務所

 

元宮本前山遺跡(もとみやもとまえやまいせき 08220-559) [ご案内マップ]

所在地 茨城県つくば市上河原崎元宮本字前山49番6ほか
立地 つくば市の南西部,西谷田川左岸の標高25mの台地上
調査原因 上河原崎・中西一体型特定土地区画整理事業
委託者 茨城県土浦土木事務所つくば支所
調査期間 2013年11月1日〜11月31日
調査面積 848㎡
種類 集落跡
主な時代 古墳時代
主な遺構 竪穴建物跡4棟,土坑25基
主な遺物 土師器,縄文土器,土製品(土玉),石製品(石製模造品),鉄製品
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

調査の成果

今回の調査では古墳時代中期(約1,500年前)の竪穴建物跡4棟が確認でき,これまでの調査区からさらに集落が広がっていることがわかりました。それぞれの竪穴建物跡からは,焼けた土や炭が出土し,建物が燃えた跡が見つかりました。また,マツリに使われたと考えられる剣形模造品や有孔円板,管玉なども見つかりました。西谷田川沿いの他の遺跡同様に,古墳時代中期に集落が営まれていたことが確認できました。
 
一辺が8mほどの大きな竪穴建物跡が
見つかりました。
土師器(はじき)の坩(かん)が
完全な形で出土しました。
   
焼けた土や炭がたくさん出土し,
焼けた建物跡であったことがわかりました。
出土した石製品
有孔円板(左)剣形(中央)管玉(右)

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