www.ibaraki-maibun.org 発掘情報いばらき
発掘遺跡・整理遺跡
情報最前線
概要
発掘遺跡・整理遺跡
これまでの発掘・整理遺跡
小中学生のためのやさしい考古学講座
報告書のご案内
リンク集
HOME
E-mail

小美玉事務所

 

殿畠遺跡(とのはたいせき 08303-179) [ご案内マップ]

所在地 茨城県小美玉市宮田172-7ほか
立地 小美玉市の中央部,沢目川左岸の標高20〜22mの台地縁辺部
調査原因 主要地方道玉里水戸線道路改良事業
委託者 茨城県水戸土木事務所
調査期間 2014年10月1日〜12月31日
調査面積 7,625㎡
種類 集落跡,古墳,狩猟場
主な時代 縄文時代,古墳時代,平安時代,室町時代
主な遺構 竪穴建物跡18棟,方形周溝墓1基,陥し穴4基,堀跡1条,溝跡5条,炉穴1基,土坑24基
主な遺物 縄文土器,土師器,須恵器,磁器,銭貨
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

調査の成果

10月から3か月間に渡り実施した調査が終了しました。調査の結果,縄文時代の竪穴建物跡・陥し穴・土坑,古墳時代の竪穴建物跡・方形周溝墓,平安時代の竪穴建物跡,室町時代の堀跡などを確認しました。縄文時代のほとんどの竪穴建物跡には炉が設置されており,当時の人々の生活ぶりを垣間見ることができました。また,方形周溝墓からは4世紀後葉と思われる土師器壺が出土しました。当時,当地域に比較的身分の高い人が住んでいたことが証明できました。
確認した方形周溝墓 方形周溝墓の周溝から出土した壺
 

 
もどる
上へ
2002 Ibaraki education foundation. All rights reserved.