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●取手事務所 |
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●取手宿跡(とりでしゅくあと 08217-089)
[ご案内マップ]
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所在地 |
茨城県取手市東2丁目甲893-3ほか |
立地 |
取手市の南東部、利根川左岸の標高約8mの河岸段丘 |
調査原因 |
都市計画道路上新町環状線(東工区)街路整備事業 |
委託者 |
茨城県竜ケ崎工事事務所 |
調査期間 |
2014年4月1日〜6月30日 |
調査面積 |
778㎡ |
種類 |
宿場跡 |
主な時代 |
江戸時代 |
主な遺構 |
礎石建物跡2棟,礎石列3列,礎石8か所,土坑9基,溝跡1条,柱穴列1列,整地層6か所,焼土層2か所 |
主な遺物 |
土師質土器(焙烙・皿・火鉢),陶器(壺・碗・擂鉢・徳利・皿・秉燭),磁器(碗・皿),土製品(竈鍔),鉄製品(鋤先・短刀),銅製品(煙管・鋲),銭貨(寛永通寳・文久永寳),瓦(丸瓦・平瓦・軒丸瓦) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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平成24年度に続く2度目の調査を,4月から6月末までの3か月間行いました。今回の調査区は前回の調査区の東側で,礎石建物跡2棟や江戸時代後期の火災の痕等を調査しました。調査区東部で確認した第6号礎石建物跡は,火災に遭った建物であったことが分かりました。また,調査した多くの土坑からは,炭化材や火熱を受けた土器類が大量に出土し,火災処理のために用いられた土坑であることが分かりました。
出土した遺物や遺構を記録した図面や写真等は,来年度以降に当財団で整理作業を行い,報告書を刊行する予定です。
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火災の痕を確認した礎石建物跡 |
火災に伴う遺物が出土した土坑 |
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