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●石岡事務所 [ご案内マップ] |
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〒315-0043 茨城県石岡市中津川123-1 |
112 320 158*27
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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●中津川遺跡(なかつがわいせき 08-205-151) [ご案内マップ] |
112 319 209*34 |
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所在地 |
茨城県石岡市中津川245番地ほか |
立地 |
石岡市の南東部,恋瀬川左岸の標高約24mの台地上 |
調査原因 |
国道6号千代田石岡バイパス建設事業 |
委託者 |
国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所 |
調査期間 |
2020年6月1日〜9月30日 |
調査面積 |
2,969㎡ |
種類 |
集落跡,墓域 |
主な時代 |
縄文時代,平安時代,室町時代,江戸時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡6棟,方形竪穴遺構1基,土坑177基,火葬墓1基,土坑墓1基,方形周溝遺構1基,集石遺構2基,溝跡6条,遺物包含層1か所 |
主な遺物 |
縄文土器,土師器,須恵器,陶器,磁器,土器片製品(土器片錘・土器片円盤),土製品(環状土錘),石器(打製石斧・石皿・磨石・敲石) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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調査の結果,縄文時代前期・中期の竪穴住居跡や土坑,平安時代の溝と火葬墓・土坑墓を確認しました。縄文時代前期の竪穴住居跡のうち1棟は,壁溝や出入口をもつしっかりとした造りでした。また,平安時代の土坑墓からは,土師器の坏11個がまとまって出土しました。前回紹介した土坑墓と比べて規模が大きく,柱が立っていたと考えられます。中津川遺跡で確認した3基の平安時代の墓は,どれも形態が異なるものです。 |
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真上から見た中津川遺跡 |
中津川遺跡遠景(東から) |
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出入口をもつ縄文時代の竪穴住居跡 |
柱穴がある平安時代の墓 |
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平安時代の火葬墓を確認しました。蔵骨器は灰釉陶器の長頸壺で,土師器の坏を逆さまに乗せて蓋にしています。蓋の上からは鉄製の農具(鋤先)が出土しました。長頸壺を蔵骨器(火葬骨を収める容器)にしたものは,今年度当財団で調査した水戸市の舟塚古墳群でも出土していますが,蔵骨器としては珍しい形状です。中津川遺跡では,隣接する調査区でも同時期の土坑墓を確認しており,平安時代には墓域であったと思われます。 |
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出土した蔵骨器と鉄製農具 |
蔵骨器として使われた長頸壺 |
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縄文時代中期の竪穴住居跡と袋状土坑を確認しました。竪穴住居跡は4本の柱穴をもつ方形と考えられます。内部に炉はありませんでした。袋状土坑からは完全な形になりそうな縄文土器が出土しました。これらの土器は,昨年度までの調査で確認した住居跡や土坑よりもやや古い時期のものと考えられます。当時の人々は時期によって住む場所を替えていったことが分かります。 |
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方形の竪穴住居跡 |
袋状土坑から出土した縄文土器範囲 |
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6月から中津川遺跡の調査を開始しました。今回は,昨年度までの調査区の西側を調査します。現在は,重機による表土除去を行い,遺構の確認作業を進めています。出土する遺物の多くは縄文土器で,昨年度調査したムラの広がりが確認できそうです。 |
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遺構の確認作業 |
遺構確認状況(白く囲んである範囲) |
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●田崎遺跡(たざきいせき 08-205-148) [ご案内マップ] |
112 319 436*74 |
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所在地 |
茨城県石岡市石岡字大越4790ほか |
立地 |
石岡市の南東部,恋瀬川左岸の標高約20mの台地縁辺部 |
調査原因 |
一般国道6号千代田石岡バイパス建設事業 |
委託者 |
国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所 |
調査期間 |
2020年8月1日〜9月30日 |
調査面積 |
427㎡ |
種類 |
集落跡 |
主な時代 |
奈良時代,平安時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡4棟,掘立柱建物跡3棟,土坑7基,溝跡1条 |
主な遺物 |
縄文土器(深鉢),土師器(甕),須恵器(高台付坏・蓋),土製品(土玉),鉄製品(釘) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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9月から田崎遺跡の発掘調査を開始しました。今回の調査区は平成21年度の調査区の東側にあたります。調査の結果,竪穴住居跡4軒と掘立柱建物跡3棟などを確認しました。奈良・平安時代には集落が営まれており,前回調査区から続く集落の東端にあたることが分かりました。また,周辺地形は河岸段丘になっており,高低差のある地形に集落が営まれていたことが分かりました。 |
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第13・14号掘立柱建物跡完掘状況 |
田崎遺跡全景 南から |
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