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●鎌田遺跡(かまたいせき 08-482-021) [ご案内マップ] |
18 502 399*23
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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所在地 |
茨城県つくばみらい市南太田278-2の一部 |
立地 |
つくばみらい市東部、中通川左岸の標高約20〜24mの台地上 |
調査原因 |
主要地方道取手つくば線バイパス整備事業 |
委託者 |
茨城県土浦土木事務所 |
調査期間 |
2022年4月1日〜7月31日 |
調査面積 |
672㎡ |
種類 |
集落跡 |
主な時代 |
縄文時代、奈良時代、平安時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡9棟、土坑83基、ピット1基、ピット群2か所 |
主な遺物 |
縄文土器(深鉢)、土師器(坏·甕)、須恵器(坏·甕·甑·蓋)、石器(打製石斧·磨製石斧·石鏃·磨石·凹石·石皿) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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令和2年度から継続していた当遺跡の調査が終わりを迎えました。今年度の調査では、縄文時代と奈良・平安時代の竪穴建物跡9棟、土坑約80基などを確認しました。調査区の北部から南西部は、縄文時代中期中葉から後期初頭にかけての集落が広がっていたものと考えられます。また、調査区の南端からは奈良・平安時代の竪穴建物跡が確認され、当時の集落が台地縁辺部付近にまで広がっていたことがわかりました。 |
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上空から見た調査区(西から) |
重なり合って確認された竪穴建物跡や土坑 |
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今回の調査範囲については、令和2年度から調査が始まり、今年度で3年目となります。昨年度の調査区の南側に位置し、竪穴建物跡や土坑などを確認しました。調査区の西端では、縄文時代の遺構が数多く存在し、昨年度に調査した縄文時代中期の集落跡の一部と考えられます。また、調査区の南端の第153号竪穴建物跡からは、土師器の坏や甕、須恵器の坏や蓋などが出土しました。縄文時代、奈良・平安時代の集落の全体像を検討しながら、調査を進めていきます。 |
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第153号竪穴建物跡から掘り出された土器 |
姿をあらわした第153号竪穴建物跡 |
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●三條院城跡(さんじょういんじょうあと 08-482-015) [ご案内マップ] |
18 502 245*41
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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所在地 |
茨城県つくばみらい市南太田420-5 ほか |
立地 |
つくばみらい市東部、中通川左岸の標高約12〜13mの台地上及び低地 |
調査原因 |
主要地方道取手つくば線バイパス整備事業 |
委託者 |
茨城県土浦土木事務所 |
調査期間 |
2022年4月1日〜7月31日 |
調査面積 |
432㎡ |
種類 |
集落跡、城館跡 |
主な時代 |
縄文時代、室町時代 |
主な遺構 |
竪穴建物跡1棟、方形竪穴遺構3基、郭1か所、地下式坑2基、堀跡1条、ピット群1か所、帯曲輪1か所、道路跡1条、整地遺構1か所、土橋状遺構1か所、土坑17基 |
主な遺物 |
縄文土器(深鉢)、土師器(坏・甕)、須恵器(高台付坏・盤・蓋)、陶器(天目茶碗・甕・擂鉢)、磁器(碗)、土師質土器(小皿・内耳鍋)、石器(石鏃・剥片)、石製品(石臼)、金属製品(銅鉢・煙管)、銭貨(寛永通寳) |
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*主な時代をクリックすると年表が出ます。 |
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竪穴建物跡1棟、方形竪穴遺構3基、地下式坑2基、土坑17基をはじめ、城跡に関する郭1か所と帯曲輪1か所、堀跡1条、ピット群1か所などを確認しました。城跡南東部の郭と考えれる平坦部からは、縄文時代中期後葉の竪穴建物跡が確認され、集落が広がっていたことがわかりました。また、郭からは深さ約3mほどの地下式坑2基を確認し、うち1基の床面には浅い掘り込みやピットが備わっていました。今回の調査によって、三條院城跡の一端が明らかになりました。 |
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調査区全景(北東から) |
底面に付属施設を持つ地下式坑 |
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三條院城跡は、伊奈台地の縁辺部に立地しており、南北約300m、東西約150mの中世城跡です。現況は山林で、3つの郭から構成された連郭式の城跡とされています。当城跡は史料や伝承などが少なく、貴重な調査となります。調査区は、城跡南東部の郭で、北東側斜面部から帯曲輪跡や溝跡などを確認しました。 |
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低地部に臨む三條院城跡 |
城跡南東部の調査区 |
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●つくばみらい東事務所 [ご案内マップ] |
〒300-2307 茨城県つくばみらい市板橋2046−2付近 |
18 531 295*35
「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。 |
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